こんにちは。和尚です。
さわやかな一日をお過ごしでしょうか?
相談室は相変わらず例のネタ(笑)
今回も不倫や浮気について。世の中にはそれほど多くの人がしている行為なのだと改めて思いました。
だれもバレずにやっていると思ったら大間違い。自分たち以外はほとんど知っていますよ。だってみんなそんな話題が大好きだからね。

第11回 うつ病の不倫相手
去年長く付き合っている彼氏(まあ不倫相手ですが)が急性うつ病になり、入院退院を繰り返していました。それでも何度かあっていましたが、年明けに「明日病院行くから落ち着いたらメールする」と言ったきり、4ヶ月間連絡がありません。7年も一緒だったので、忘れることも難しく連絡もできず入院しているかどうかも分かりません。どうしたらいいでしょうか?
よくテレビでお見かけする林修先生の言葉。
「やるなら今でしょう」
昔は流行りましたね。あなたにはこの文句を差し上げましょう。
「どうもしなくていいでしょう」
世の中には色々な愛の形がありますが、はっきり言わせてもらいます。ほとんどの不倫は愛ではありません。お互いの欲求を満たすだけの行動です。
前回号の話をしましたが、もう一度説明すると人間生きている間、良いこと、悪いこと、様々な思いや行動を一瞬一瞬を起こしております。その中で不倫のように特にきつい行いがピピッと自分という存在に記憶され、何らかの結果として、未来に必ず現れる。こういった原因と結果の法則が、いわゆる因果応報ということです。
そして不倫というものはあなたたち2人だけでなく、お互いの家族や血縁関係の業も犯していることになってしまいます。
「当たり障り」という言葉がありますが、「当たり障り」がキツイと「祟り(たたり)」として返ってくるということです。怖いですねえ。恐ろしいですね。

どうもしなくていい
話を戻すと、相手の男性もしかするとスパッと関係を切るために、こういった行動に出たのかもしれません。ここからは私の推測。
「これ以上彼女との関係を続ければ、自分の家族は勿論、彼女の未来にも悪い影響を与えてしまう。彼女ももう40歳。当初は盛り上がって楽しかった日々だったけど、彼女の人生を不幸にしている。寂しいけれど、ここで長かった夢を終わらせよう。」
このように自分のしてきた過去に懺悔し、決別を選んだのかもしれません。推測の話ですが、そう考えた方がいいかもしれませんね。
彼は今はもうさほどあなたを想っていないということです。ということは、ここはあなたもきっぱりと不倫関係にけじめをつけ、新たに自分の人生を歩んでいくしかありません。だから、
「どうもしなくていいでしょう」

潮音院では「和尚セブン」に掲載させていただくご相談を受け付けております。どうぞお気軽にこちらまで↓
オススメ本
ツレがうつになりまして。
リンク
「半沢直樹」でおなじみの堺雅人さん主演。奥さんの宮崎あおいさんが寄り添いながらケアしていく姿がなんとも愛らしい。うつ病をきっかけに、お互いの自分たちの歩みを見つめ直し、成長していくストーリー。シリアスな内容のなかに、コミカルで心温まる映画です。
家族もうつを甘くみてました
リンク
うつ病に対する接し方や症状などをマンガ入りでわかりやすく紹介。ニャンコキャラでかわいく描かれているので、暗い気持ちが和みます。が、学べる内容。うつ病の価値観が変わります。身近で苦しんでいる人がおられたら、ぜひこの本を読んでみてください。