日常

お悩み相談室/住職より愛をこめて③~「ダイヤの指輪」贅沢をするということとは?オススメ本も紹介~

こんにちは。和尚です。

最近「楽天ROOM」なるものに登録して、そこで自分の好きなものを紹介できるのですが、遊び半分でいろんなものを紹介していったら自分のオススメ商品が「たけしの挑戦状」ばかりが出てくるようになってしまいました・・・

さて今回は「贅沢」についてのご相談です。

「贅沢」と辞書を調べてみると、

  1.  普通以上に金銭などを費して物ごとを行なうこと。また、必要以上のことをあれこれと望むこと。また、そのさま。
  2. (金銭以外のことについて) 普通以上であること。また、そうなろうとすること。
  3.  豪華であること。高級なさま。

と書いてあります。

言葉のニュアンスからすると、あまり良いイメージではありません。

ではお話していきましょう。

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第3回 豚に真珠

 

今週のお悩み

主人に秘密にしていることがあります。

それは、内緒で50万円のダイヤの指輪を買っちゃったこと。

結婚してから何十年にもなるのに、スイート10どころか誕生日ですらプレゼントなんてもらったことは一度もないのです。死ぬまで何もないのかと思うと、たまらなくなって、思わず買っちゃいました。

うちは年金生活で毎日のやり取りに苦労するようなド貧乏。

なのに50万円のダイヤなんて豚に真珠です。主人にはとても言えませんが、ここで懺悔します。どうか私を救ってください。

これは、大きく出ましたね。「清水の舞台から飛び降りる」とはまさにこういうことなんだろうね。でも奥さん1つだけ言わせてもらうとダイヤを買ったのは何もプレゼントしてくれない旦那さんのせいではなく、ただあなたが欲しかったからです。

だから何も懺悔することはないし、自分の意思で購入したのだから、旦那さんに対して後ろめたい気持ちになる必要はありません。

せっかくのご縁で、あなたの手元に巡ってきた可愛いダイヤなのだから、そんな気持ちで持っていたらダイヤに失礼ですよ。

それでビビっているのは、今までそんなに自分に対して贅沢をなものを買ったことがないから。免疫が付いていないので、拒絶まではいかないが、アレルギー反応が出ているだけです。だから心配ご無用。

あなたはものの価値が分かる人です。50万円のダイヤを買って何の反応も無い人の方が豚に真珠だと私は思います。

本当の贅沢とは

免疫で思い出しましたが。癌の免疫療法の研究者 故・山村雄一先生はこんな言葉を残しています。

「人生にはどうしても必要なことがみっつある。それは夢とロマンと反省だ。人間は、このみっつを持って居ないとうまくいかないのである。」

あなたにとっての夢とロマンはダイヤであり、反省は現実を見てこんな生活なのに私だけ贅沢してしまい、旦那には悪いことをしてしまったという思い。

それは旦那さんと今の生活を愛しているが故に感じる純粋な反省です。今回あなたはダイヤを買ったからこそ人生を振り返り、かみしめることができたのです。

ただ高いものばかりを選んで贅沢をするという考えは、見栄っ張り人間の考え

そこにはいろんな理由やストーリー、そして大切な想う心があり、それを踏まえて理解しなければなりません。

自分へのご褒美と意味のある贅沢は、心に潤いを与えます。

旦那さんにこの山村先生の言葉をお伝えし、あなたなりの今の素直な気持ちをお話すれば、きっと理解されますよ。

ささやかではあるかもしれませんが、新しい夢とロマンに満ちた第2の人生を夫婦で歩んでいただきたいと思います。指輪を付けて、仲良くお寿司でも食べながらこれからも続く、結婚生活のご褒美を共有してください。

潮音院では「和尚セブン」に掲載させていただくご相談を受け付けております。どうぞお気軽にこちらまで↓

 

オススメ本

ほんとうの贅沢

 

著者は吉沢久子さんというおばあちゃん。この本を書かれたときは97歳のときだったそうです。今この瞬間を大事にし、過去もすべてよき思い出としてサラッとお話されている。ありのままの姿こそが贅沢であるということを教えていただけます。

心打つ内容の一文

「下り坂の風景もいいものよ」

贅沢のススメ


私の知り合いに大きな会社の社長さんがいます。とても穏やかで、神社仏閣を大切にし、さらに町の産業にもご尽力され、多大な貢献をしておられます。彼の身なりや車はすべて高級。しかし不思議とまったく嫌味に見えないのです。むしろ似合ってる!こんな男性に憧れますね。この本も贅沢という本質が書かれている内容です。

心打つ内容の一文

贅沢とは、自分の価値を高めるものではなく、人生を豊かにすること。

おぼっちゃまくん

世間を一気にお下劣社会に落とし込めた問題作。小学校の時に毎日「茶魔語」を連発し、先生にド叱られした思い出。これは贅沢というものを茶化した物語。滑稽ではあるが、まさに現代における贅沢と飽食社会の風刺にもなるマンガ。

心打つ内容の一文

「おはヨーグルト」「こんにチワワ」「こんばんワイン」「すいま千円」等・・・