パート16
五月はなんといってもゴールデンウィーク!そしてその最終日5日は「こどもの日」!
いわゆる「端午の節句」です。
私事ではありますが、住職の誕生日。だからいつまでたっても子供心が抜けません(笑)
ということで、5月の御朱印といってみましょう^^
御朱印やグッズは、直接お参りできない方々のために、しっかりとご祈祷をしてお送りさせていただいております。
※御朱印は基本月1回の更新です。在庫のある以外、過去のものは終了しておりますが、ご希望の方はお問い合わせください。

こいのぼり&キンタロー

令和4年5月の御朱印
こいのぼり
「五月晴(さつきばれ)」
まさに五月を象徴した晴れ渡る空。そこにたなびく鯉のぼり。
禅宗では「鯉の滝昇り」にちなんだお話で、昇り切った鯉が龍となる、つまりお悟りを開く意味を表しています。とても縁起の良い御朱印となっています。

キンタロー
「鉄心肝(てっしんかん)」
心肝はゆるぎない心。つまり鉄のような心を持っていること。男たるものハンパものではいけない。グッと腹に据えて、ここぞというときにドンと出す!
まさにキンタローのような心持。

といっても、もういい年なんだよね(笑)
まあ私のことはこのぐらいにして、5月5日は「端午の節句」
別名「菖蒲(ショウブ)の節句」ともいいうんだそうだ。
また、菖蒲はこの時期に咲くアヤメ科の花。
紫色でピンと背筋が立っていて、凛としたいで立ちが特徴だ。
奇数は陽数なんだけど、二つ重なると強い陰となってしまう特徴があるんだ。
だからこの時にお清めをしなければならない。
3月3日、9月9日など、こうして奇数が重なる日に節句を行うんだ。
それぞれいろんな清め方がある。
例えばお酒に浮かべて飲んだり、薬草にしたり、お風呂に入れて身を清めたりするんだよ。
そして何といっても武家社会ではとっても重宝される理由がある。
それは「菖蒲」ショウブという読み方が同じ漢字「尚武」に例えられるようになったんだ。
そして
・厄払いの菖蒲(しょうぶ)を、勇壮な剣に見立てる
・しまってある鎧兜(よろいかぶと)を縁側などに飾り、虫干しする
などの習慣となっていったんだよ。
現代はなんだかそんなことが乱れてしまっているような気がする・・・。
今一度、古来の智慧を大切にするべきだね。
日本男児に贈る御朱印。荒い滝を己の力で立ち向かい、昇龍となれ!そして心はいつも「鉄心肝」!弱きものの力となれ!