日常

和尚の荒療治~ちょっと過激な歌詞 芸術や音楽のやくわり~

こんにちは。和尚です。

みなさんは青春時代にハマった音楽や映画ってありませんか?

私も好きになったら異常にハマる性分でして、「何のジャンルが好き?」なんか聞かれた日には、ウレしくて眉毛が釣り上がるほど喋ってしまいます。

私の時代、1990年代ではUKロックが盛んでして、「OASIS」「BLER」「Ocean Colour Scene」「The La’s 」「wite town」「Stone Roses」

・・・ヤバイヤバイ・・・マニアックになってくる。

こんな感じで山ほど出てきます。

元来アップテンポよりもスローな感じの曲も好きでして、ロックしている人ほど闇が深い曲をリリースしている部分にどうしても着目してしまうのです。

たまに仕事しながら動画でその時代の音楽を検索し、BGMで流すのですが・・・

陰と陽

影と光

快楽と苦しみ

成功と挫折を経験したカリスマたちが、苦悩を表現した音楽と芸術の世界がたまらない・・・

たまに「辛いなー」なんて思ったときに、こういった苦悩が織り交ざった曲を流します。

今日はその中でも堕ちた歌詞、というよりロックな曲をご紹介します。

少し過激なのでこれも芸術や音楽の一環として感じてください。

激しかったらスルーしてくださいね^^;

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CARNATION

The Jam 「CARNATION」

瑞々しく美しいカーネーションを捧げようとも

柔らかな花びらなど潰してやる

何の役にも立ちはしない

ここから逃れる術などないが

ここで面倒を見るつもりもない

いつまでもそうして彷徨うがいい

行く手を阻もうものなら,容赦はしない

完膚なきまでに踏み潰し

骨までしゃぶりつくした挙句

それで頂点に立ってやる

他人の悩みをあざとく嗅ぎつけ

その苦悩を肴に美酒に酔う

呑気に夢など託そうものなら

とんだお門違いというものだ

ここにこうしている限り,お前に将来など一切ない

明るい未来など来やしない

時期も場所柄も知ったことか

思う存分暴れてやる

機械の立てる轟音さえ この心には届かない

そんなものに意味などない

この心に毒されたら 「絶望」の正体が見えてくる

せいぜいこのまま最後まで破滅の道を歩むがいい

綺麗なカーネーションにまつわる美しい歌詞と思いきや・・・

これは精神ヤラれます・・・何があったんだ?と・・・

今までの有名なROCKミュージシャンたちは必ずこの曲を通っているように思います。

キレイで片づける世界なんかない。

私はこんなどうしようもない世界があっていいと思います。

みんな「清浄な世界」を憧れます。聖人君子を求めています。

しかしどうですか?寝て覚めて、その一日の中でどこかでダークな自分に引っ張られてしまうことはないですか?

そんなときこそ、このような堕ちた音楽が助けてくれるというのです。

心理学では、「気分が落ち込んだときにはわざとそのような状況をつくり、とことん堕ちる音楽や気分に浸る」といわれます。

悲しみや暗い気持ちは一度こうした音楽や芸術で現在の状態を俯瞰し、冷静になる。非常に荒療治で、向く人向かない人がおられると思いますがそこはご無理なさらずに。

私はこうして自分が落ち込んだときのよくこんな思い出の曲に浸ります。

美しいも汚いも、表裏は一体。