本から学ぶこと

冬はやっぱりこたつで「シャイニング」

こんにちは。和尚です。

「ジョーズ」、「13日の金曜日」など、季節によっていつも思い出すトラウマ映画があります。

そして季節は冬。この時期必ず思い出す映画「シャイニング」

群を抜いておっそろしい映画!特に今年は雪の多い冬なので、身も心も凍てつきながら紹介していきます。

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キューブリック

監督はスタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」「フルメタルジャケット」など、数々の傑作を生みだした偉大な監督。

と同時にとても偏屈で有名。出身地であるイギリスから一歩も出ないような人で、数々の授賞式にも出席せず。

「2001年宇宙の旅」では素晴らしいデザインの宇宙服や、ギミックあふれる小型宇宙船など、マニア垂涎のフィギュアをメーカーから検討するも、「ノー」の一言。これはプラモマニアの檀家さん談。

監督が亡くなったと同時にいっせいに発売され、今では高額で取引されているそうです。

その一つをご紹介。

もちろん制作者はその檀家さん。更に改造を施され、電飾系統や回路を自作。ここまで行くともうすね・・・。コックピットは映画さながらの出来。

 

とまあ檀家さんも凄いのですが、このようなデザインも一流な映画を世に出してきたキューブリック。そんな斬新でえげつないセンスの監督が撮るホラー映画ってどんなものなんだ・・・

シャイニング

コロラド州ロッキー山脈にあるホテルでその事件は起きる。

小説家であるジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)はアルコール中毒者であり、療養とアルバイトがてらに冬のホテルで妻と幼い息子、3人で管理しながら数か月過ごすことに・・・。

そこでだんだんとジャックが狂っていくというサイコロジカルホラー。

みなさんレンタルビデオやネットのサブスクなどで、この顔見たことありませんか?

ギラギラした狂気的な目と、なんといってもジャック・ニコルソンの歯!なんとも獣のような、今にも殺傷しそうな口元。

もうトラウマでしかありません。

また幼き息子は特殊能力の持ち主で、時々見えてはならないものが見えてしまう・・・

この役者たちの演出と、監督の特殊効果を披露した撮影技術によって、さらにおどろおどろしさが増すのであります。

閉鎖的な世界でだんだんと人間が狂っていく姿・・・

 

これはこの映画だけのことではありません。

人間みんな苦しい時や絶望的な状況の中、必死にもがいてあれこれ考えます。しかしそういう時こそ大きな決断を避けたほうがよい。なぜならそんなパニック状態は本来の自分ではないから。

悪い状況こそ冷静になるように、常に準備をしておかなければならないのです。特に心のことですね。そうじゃないと、どんどん悪い心に持っていかれてしまいます。

あなたの苦しい状況や悪い出来事は、こんな映画で発散するのもいいかもしれません。今置かれている状況を冷静に考え、足元をしっかり照らしましょう!

てことで、やっぱり冬はこたつで「シャイニング」ですね(笑)