日常

遺言~いい加減だけど憎めないヤツ~

こんにちは。和尚です。

「こうしなければならない」「ああしなければならない」「人間道徳的にきっちりと生きなければならない」

と正論ばかりの世の中。

そんながんじがらめの中で、唯一音楽や芸術、スポーツや趣味は自由になれる場所の一つ。

今日はその中でも私の好きな「奥田民生」の曲をご紹介

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遺言

嘘つきの僕はきっと
死んでしまったらきっと
やっぱり地獄に落ちるよね

軽薄な僕はきっと
死んでしまったらきっと
あの世で鬼さん 怒るよね

君にあげるよ 自慢のギター
君にはこれを 自慢のレコード

あとの人には 愛の言葉
ひとりひとりに まごころを 込めて

大切にして 自慢のギター
すぐに売るなよ 自慢のレコード

最後の言葉 愛の言葉
一人一人にテレパシーを送って
それでも僕はきっと
死んでしまってもきっと
美人の鬼さん探すのね

男のいい加減なところをそのまま歌にしてしまった歌詞。

どんな主人公なのか勝手に想像。

・30代

・都内4畳半風呂なしボロアパート

・金なし努力なし信用なし恋人なし

・酒・女の子・音楽・ギャンブル大好き

・友人知人に借金しまくり

・自慢はフェンダーのビンテージギターとレコードコレクション

ミュージシャンの夢をあきらめられずにだらだらとこんな年に。起きるのはいつも昼間。仕事もせず、その日暮らし。曲を作った数より借金した人数のほうが圧倒的に多い・・・しかしなぜか憎めない男。

けっこう飲みの席でも呼ばれるタイプかな。

私のまわりにも、そんな人がいたような・・・、と親近感が湧いてしまいます(笑)

このユルさで天国でも地獄でも、どこへ行っても楽しく過ごせそうですね。

なんだか今の自分でも大丈夫だと思わせてもらえるステキな曲、「遺言」をどうぞ。

「股旅」収録がオリジナル版です。